2025-12

小説本文

第19話 高額な対価、語られる花冠の理

ギルドの談話室でアーシャ齢の話題が一段落した頃、扉が静かに開いた。ギルドの女性職員を伴ってゼフィルが入ってくる。彼の手には、金貨が詰まった袋が握られていた。その重みからして、今回の狩りの成果がなかなか...
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第18話 本格参戦、示された高み

朝日が昇り始めたころ、一行は野営をたたみ、朝食を囲みながら次の予定を確認していた。焚火で温められた香ばしいスープの匂いが漂う中、リーダーであるゼフィルが口を開いた。「さて、今日は少し予定を変更する。ク...
近況ノート

エルフの弓手、メリア

異界の月のソプラニスタ第15話から登場したエルウィン(エルフ)の弓手、メリアです。 第0枝(テネブラーネ)の村エントリアで活動する熟練フェルガンの一人です。 綺麗なお姉さんは好きですか?私は好きです。...
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第17話 不可視の帳、焚き火に揺れる夢と影

ゼフィルの指示に従い、彼らは手際よく野営の準備を始めた。自分も何か手伝えることがないかと周囲を見渡していると、ニナが鞄から取り出した球状のアスタギアに目を引かれた。「ニナさん、それは?」尋ねると、ニナ...
近況ノート

家族の安否確認

Q:異世界で若返って綺麗になった大学院生がまずやること。A:家族の安否確認綺麗になるのはいいけど、性転換は勘弁です・・。
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第16話 空へ舞う獲物、深き森の連携

「さて、エアスフィアを起動するわ」メリアが静かに言い、背負っていた小型の筒状のアスタギアを取り出した。その動きには迷いがない。「エアスフィア……?」聞きなれない言葉に思わず尋ねると、ニナが笑みを浮かべ...
設定資料など

ラフスケッチ リム=リ=エッタ

銀髪の妖精族。リム=リ=エッタ。初期ラフスケッチです。エッタは実は初期構想では、もう少しお姉さんキャラクターでしたが、もう少し一般的なイメージの妖精に寄せることで、今のようになりました。思ったより可愛...
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第15話 通過儀礼、魔境を歩む者たち

夕食の席、エッタが少し改まった表情で口を開いた。「クウォン、明日から法理術の訓練を次の段階に進めるわ」その一言に、スプーンを持つ手が止まる。訓練の次の段階……?「えっと、次って……何をするんだ?」警戒...
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第14話 修練と診断、宿りし二つの理

訓練場に到着すると、まずはここまでの復習だ。赤枝を使って光刃を発動し、次に紙片を使った水の玉の生成を試みる。これまでよりも早く、そして安定して発動できるようになっている自分に、少しだけ満足感が湧いた。...
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第13話 掃除と歌劇、日常に宿る舞台

朝の光が窓から差し込み、部屋の空気を優しく照らしていた。テーブルの上から立ち上る湯気とともに、パンの芳ばしい香りとスープの温かな匂いが満ちている。エッタは優雅にパンをちぎり、スープに浸して口に運んでい...
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